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福岡県八女市 [MAP]

福岡県南部に位置し、熊本、大分と隣接する八女市は肥沃な土壌と豊かな山林に恵まれ、古来より人々が定住した歴史を持つ地域です。そんな八女市の中心である八女福島は安土桃山時代に築かれた福島城を中心に町が形成され、江戸時代に福島城が廃城となった後も八女地方の交通の要所、経済の中心地として発展しました。特に、資源が豊かで流通の拠点という条件が揃っていたため様々なもの作りの職人や商人が集う地となり、現在でも「八女」の名を冠するお茶、提灯、和紙、和ごま、石灯篭を始めとする多くのものづくりの技術が受け継がれています。

ものづくりの魂が生き続ける八女福島ですが、その町並みも往時のころを思わせる歴史的な建物が群として残っており、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。そんな町の中に残る2軒の古民家を改修し、国内最高峰とも言われる八女茶をコンセプトにした「NIPPONIA 八女福島 商家町」として蘇らせました。