兵庫県 福崎町 [MAP]
『遠野物語』の著者であり日本民俗学の祖としても知られる柳田国男の故郷が兵庫県福崎町であることをご存じでしょうか。福崎町は姫路市の北に位置し今でこそ閑静な住宅街が広がる地域ですが、明治時代には日本有数の銀鉱山として栄えた生野(いくの)と姫路の港飾磨津(しかまつ)を結ぶ馬車道が整備され、その中継地として大変栄えた地域です。
そんな馬車道沿いに建ち、「県指定重要有形文化財」にも指定されている「三木家住宅」は、1655 年に姫路から福崎に移ってきた名家・三木家の邸宅で、姫路藩の大庄屋として代々地域の政治と文化の中心的役割を担い、町を支えてきた家であるとともに、幼少期の柳田国男が読書の楽しみを知り、彼の民俗学者としての礎が築かれた場所でもあります。
柳田国男の第二の実家のような「三木家住宅」と隣接する「旧辻川郵便局」を、7 室の宿泊施設とレストランとして再生しました。建物と柳田国男の関係性に基づき「NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館」と名付けられた本施設は、幼い頃の柳田国男のように読書の楽しみに浸ってもらえるよう各客室にそれぞれ本棚を設置。本と出会うワクワクを味わえるようになっています。
<住所>〒679-2204 兵庫県神崎郡福崎町西田原1106
<Tel>0120-293-958
<アクセス>公共交通機関:「姫路駅」よりJR 播但線「福崎駅」下車、タクシーで約10 分
車:中国自動車道「福崎I.C」より約5 分
<施設概要>2軒7室、レストラン
<Tel>0120-293-958
<アクセス>公共交通機関:「姫路駅」よりJR 播但線「福崎駅」下車、タクシーで約10 分
車:中国自動車道「福崎I.C」より約5 分
<施設概要>2軒7室、レストラン