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兵庫県丹波篠山市 [MAP]

篠山盆地の東端に位置し旧街道で京都へとつながる地、福住（ふくすみ）は西京街道の重要地点だった丹波篠山の玄関口として栄えた歴史を持ちます。福住のように宿場町と農村景観がひとつの街道に沿って連続している構造は全国的にも珍しく、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。

福住に暮らす人々は農業を主な生業にしつつ宿屋等を兼業するといった柔軟で多様な働き方をしていました。そのような歴史的背景もあり、現在でも福住には創造的な職人達が続々と集まっています。福住の作り手を巻き込んだ体験メニューの構築を進め、ここ福住では「日本の創造的職人町」を目指す人たちのクリエイティブな暮らしが体感できます。

「NIPPONIA 福住 宿場町」は江戸時代後期に建てられた地元名士の邸宅を改修したものです。建築当時の趣や佇まいを感じてもらうため、古の職人達が造った梁や窓の古いガラスや建具はそのままに、建物の味わい深さを残しています。